電気グルーヴ 「25」 レビュー
電気グルーヴの「25」のレビューでございます。
電気グルーヴの「25」を借りてきたので楽曲についてレビューしていきたいと思います。ジャケットがコンセントとテレビのジャック(?)歌詞カードの裏はLANケーブル(うちにも欲しい)。
1.Baby's on fire
終始ノリのいいビートとポコポコシンセの上にシンセサウンドとクリーンギターが重なるという、ある意味電グルでは王道っぽい(?)構造の曲。
韻を踏んだ歌詞はいいんだけど、そんでいつもの事だけど歌詞が意味不明。Baby's on Fireではすみません、ってどういうことだろうか。赤ん坊を燃やすのか?Die Antwoordというユニットに同盟の曲があるらしいが・・・卓球の趣味が入ってるのかな?
2.電気グルーヴ25周年の歌(駅前で先に待っとるばい)(25Mix)
出たー!おなじみ~周年シリーズ
電気グルーヴももはや四半世紀か。そういえば筋少と同世代だもんなあ。
でもなんか従来の周年シリーズと比べたら全然オシャレですね、ただ歌詞がぶっ飛んでますが。
パイパ○レディー 大胆なボディー 剃り跡はロンリーハート
とか
駅前ハッテン場 発射1分前
とか、何が発射1分前なんですかね・・・。とか思ってたら
待てない「スタンバイ」イク5秒前
ですからね。さすが卓球と言わざるを得ない。
3.A.C.I.D.I.S.C.O.
歌詞が
A.C.I.D.I.S.C.O.
しかない。女性ボーカルがこれだけ歌うだけ、おわり。
4.Super Star(Re-boot)
たしか前のアルバムの収録曲だったと思う。残念ながら自分は聴いてないので何がどう変わっているのか分からないけど。
何かつくりました 作りました
何かをつくりました 作りました
他にも何かに触れたりスーパースターだったりする。
ビートに重きを置く曲なので歌詞に意味を求めてもしょうがないのでここいらで考えるのはやめた。瀧のボーカルなし曲。
5.Pan!Pan!Pan!
全体的にサーフ系っぽい曲でサーフ系が流行ってた頃の楽曲のオーマジュっぽい物が見られる。
今アルバム屈指のおふざけ枠。
富とすべてを手に入れた
オレ、顔面肥大の無頼漢
顔がパン
パン パン パン
と、なにやら
とにかく顔のでかい人とか汚い奴の事を歌った歌詞。
そのなかで「キモサベ」って言葉が出てくるんで何かと思って調べたら、なんか「信頼のおける友人」って意味らしい。どーも「ローンレンジャー」という小説で出てくる単語らしい。
そういえば最近映画化されてましたね。流行に乗るの好きだね卓球も。
6.25 Raw Beats
ビートともに低く加工されたロボットっぽい声で英語で1,2,3,4,5,6・・・と数えていき、最終的に25まで数えて・・・楽曲終了。
え~?これだけ?1分もなかったぞ。声入れてるのは瀧かな?まあどうでもいいや。
総評
全体的に楽しいトランスという印象。きいてて普通にノれるし楽しい。
ただ、最近の傾向だけど、歌詞の尖りっぷりは相変わらずだが曲がオシャレになりすぎてデビュー時ほどのトゲトゲしさは感じられなくなってきている気がする。まあ卓球のミュージシャンとしてのスキルが向上したという見方でいいのだろうか。